エアーポンプのノズル(継手)カスタマイズ

エアーポンプのノズルについて

エアーポンプは機器組込用の部品として様々な環境で使用されています。そのため、エアーポンプと配管を接続しているノズル部分は機器が正常に作動するために非常に重要な部分です。ノズル自体、様々な種類や加工方法がありお客様のご希望やお困りごとに対し、最適なノズルのカスタマイズをご提案いたします。

ノズルのカスタマイズでできる事

1.吐出音・吸入音を抑える

エアーポンプはエアーを吸引・吐出する際に多少の音が発生しており、お客様のご使用環境や装置によっては騒音として耳に残ることがあります。その場合、吐出ノズル・吸引ノズルを変更することで騒音対策を行うことが出来ます。

下の図では音を抑えるために吐出ノズルを絞るカスタマイズを行っています。

騒音対策で片側のみノズル変更

例:騒音対策で片側のみノズル変更

2.エアー漏れ(リーク)を防ぐ

気密性の高い装置でエアーポンプをご使用の場合、ノズルと配管の接続部分でエアー漏れ(リーク)が発生することがあります。この場合、ノズル部分を加工することで気密性が高い配管接続を行うことが出来ます。

リーク漏れ対応(クイックファスナー対応)

例:クイックファスナー対応

リーク漏れ対応(めねじ対応)

例:めねじ対応(ネジ切り)

3.設計レイアウトの取り合いに応じたレイアウト

機器組込型のエアーポンプを使用する際、エアーポンプとの配管接続などを考慮した結果、筐体のサイズが大きくなってしまうことがあります。
その場合は配管設計に合わせてノズル(流路)位置を変更することで筐体内部のスペースを有効活用しサイズを抑えることが出来ます。

ノズル位置変更1

例:ノズル位置変更1

ノズル位置変更2

例:ノズル位置変更2