エアーポンプの電源線について

エアーポンプの電源線の種類

様々な場で活躍するエアーポンプ。
もちろんのこと、電気を通さないと動きません。そこで今回は電源線の種類についてご紹介します。
「電磁式ダイヤフラムポンプ」に使われている電源線の種類には大きく分けて2種類あります。

リード線コネクタ

電気信号を通すための細い導線が寄り合わさっているリード線。表面はビニール、シリコンゴム、フッ素ゴムなどで覆われています。

機械の内部に組込むことも可能なため、ポンプは部品の一部として使われています。
機械内部の取付方法をはんだ付け、コネクタや端子などにすることにより設置しやすく取り外しも簡単になります。スタンダード品のリード線の長さは300㎜~1,000㎜となっており、こちらも仕様用途に応じて変更できます。

様々なリード線仕様で採用されている製品例


【番外編】MLシリーズ/MRシリーズ

ML/MRシリーズのスタンダード品は配線が付いていませんが配線をはんだ付けして使用する方法もあります。

コンセントプラグ

電源線(ハーネス)と電源プラグ(コンセントプラグ)を変えることにより様々なコード仕様が可能となります。
国内問わず海外でも使えますが、その場合は使用する国によって違うコンセント形状と電圧ですので、各規格に合わせる必要があります。様々な種類のコンセントプラグがありますが、各国に合わせた対応も可能です。
ほんの一部ですが、各国で使われているコンセントプラグをご紹介します。

タイプ コンセント プラグ 国名・地域名 電圧 周波数

Type A


Type A

日本

100V

50Hz
60Hz

アメリカ

120V

60Hz

カナダ

120V
240V

60Hz

Type BF


Type BF

イギリス

230V
240V

50Hz

マレーシア

220V

50Hz

シンガポール

115V
230V

50Hz

香港

220V

50Hz

Type SE


Type SE

ドイツ

127V
230V

50Hz

Type C


Type C

イタリア

125V
220V

50Hz

スイス

230V

50Hz

Type B3


Type B3

インド

115V
230V
240V

50Hz

Type O


Type O

オーストラリア

220V
240V

50Hz

各国でコンセントの形状が違うのはなぜ?
現在のようにグローバルな時代ではなかった時、様々な会社が独自のコンセントプラグを開発しました。これは、ほどんどの会社が各地域やその国でしか販売しておらず統一する動きはありませんでした。そのような歴史背景があり、現在もなお各国でコンセントプラグの形状が異なっています。

エアーポンプの電源コネクタに関するご相談を受け付けています

スイッチの取付や電源コネクタの長さも変更できます。
使用環境のよってご提案内容も変わってきますので、詳細はお問合せくださいませ。