KPシリーズ エアーポンプ の特長

このページではテクノ高槻のエアーポンプシリーズ『KPシリーズ』の特長や開発時のこだわり、強みをご紹介しております。

KPシリーズエアーポンプの写真

KPシリーズとは

テクノ高槻では電源プラグタイプのエアーポンプとして空気を吐きだす吐出型が3機種と、空気を吸って吐き出す吸排両用型が3機種あり、これら6機種をまとめて「KPシリーズ」としています。

KPシリーズは「すべてのお客様へ、最適なエアーポンプをお届けする」というコンセプトで開発がスタートし、「静音」「小型」「高い汎用性」を特長に持つ電源プラグタイプのエアーポンプとして誕生したシリーズです。

吐出型エアーポンプ

エアーポンプ KP-4020
KP-4020
最大吐出流量:37ℓ/min程
最大吐出圧力:22kPa程

エアーポンプ KP-5030
KP-5030
最大吐出流量:43ℓ/min程
最大吐出圧力:28kPa程

エアーポンプ KP-6035
KP-6035
最大吐出流量:45ℓ/min程
最大吐出圧力:33kPa程

吸排両用型エアーポンプ

エアーポンプ KP-4020S
KP-4020S
最大吐出流量:41ℓ/min程
最大吐出圧力:20kPa程
最大吸引流量:-45ℓ/min程
最大吸引圧力:-18kPa程

エアーポンプ KP-5030S
KP-5030S
最大吐出流量:52ℓ/min程
最大吐出圧力:28kPa程
最大吸引流量:-51ℓ/min程
最大吸引圧力:-24kPa程

エアーポンプ KP-6035S
KP-5035S
最大吐出流量:55ℓ/min程
最大吐出圧力:33kPa程
最大吸引流量:-55ℓ/min程
最大吸引圧力:-28kPa程

アイコンの説明
電源プラグは『リード線』タイプに変更可能です。
KPシリーズは電源プラグタイプが標準ですが、お客様のご要望に応じて機器組込用としてリード線タイプへの変更が可能です。

開発時のこだわり

KPシリーズは『すべてのお客様へ、最適なエアーポンプをお届けする!』という熱いコンセプトで開発がスタートしました。
しかし、すべてのお客様と一口に言っても使用環境や機器は多種多様です。そこで、どんな機器にも対応できるエアーポンプとはどんなものなのか?を考えた結果、「小型」「高い汎用性」「静か」という条件にたどり着きKPシリーズが誕生しました。

KPシリーズの前身のエアーポンプは使い勝手の良さから医療・介護、工業設備、理化学機器など様々な場面でご使用されていたため、後継機として「切替やすさ」も考慮が必要でした。
そこで、どんな設置環境でも切り替えをスムーズに行えるよう、リード線・ゴム脚種変更、異電圧対応などカスタマイズを容易に行えるボディを採用。

また、既存の配管設計に合わせたポンプ設置を行えるようノズル位置を自由に変更できる設計構造(フレキシブルボディ)を実現し、お客様のご要望に合わせて姿を変える『高い汎用性』を有したエアーポンプが誕生しました。

吐出型
フレキシブルボディ
吐出型フレキシブルボディ①
吐出型フレキシブルボディ②
吐出型フレキシブルボディ③
吸排両用型
フレキシブルボディ
吸排両用型フレキシブルボディ①
吸排両用型フレキシブルボディ②
吸排両用型フレキシブルボディ③
ノズル位置が自由に変更できる設計構造:フレキシブルボディ
エアーポンプ内部の特殊構造により、ノズルプレートを変更することでノズルの位置を左右前後自由に変更できます。
上記の組み合わせは一例ですので、ご要望に応じて様々な組み合わせに変更することが出来ます。
(ノズルプレートの変更は当社でのみご対応させていただきます。ご要望に応じて最適なモデルをご用意いたします。)

KPシリーズの強み

KPシリーズは「静かなエアーポンプ」を追求し設計されました。

前身のエアーポンプシリーズも同じ電源プラグタイプのエアーポンプだったことで届いてからすぐに使用できたため、様々な場面でご使用いただいておりました。

しかし、電源プラグタイプのエアーポンプの場合、機器に組み込まれず屋内用として使用される為、エアーポンプの音がダイレクトにご使用者様の感覚に影響を及ぼします。
そのため様々な使用環境で共通している「駆動音」に着目し、対策を行った設計開発を行うことになりました。

KPシリーズのビルトインは「静音」をコンセプトに設計されたVPシリーズのエアーポンプが採用されています。

そのVPシリーズを更にアルミハウジングで覆う二重構造にすることによりビルトイン内の駆動部から発生する音を抑え、より静音性の高いエアーポンプとなる設計を行っています。
また二重構造以外にもより静音性を高めるためにVPシリーズを覆っているハウジング部分にも対策が施されています。

↓KPシリーズの二重構造

KPシリーズ二重構造

音は反射すると小さくなる性質を利用し、ハウジングの内側に細かい溝を作り、駆動時に発生した音が乱反射するような設計を施すことでより静音性の高いエアーポンプを実現しました。この対策により前身のエアーポンプシリーズより約-10%dBAを実現しました。

音の反射と伝達
音は反射した際に何割かは壁を通過してしまいますが、質量が重いものを通過すると音の伝達に大きな抵抗が生まれ振動が伝わりづらく音を遮断する効果があります。KPシリーズはハウジングにアルミボディを使用したことで通過した音を抑えています。

↓KPシリーズのハウジング内側

KPシリーズのハウジング内側

KPシリーズのまとめ

・KPシリーズは
「静か」「小型」「高い汎用性」をコンセプトに開発されたエアーポンプシリーズです。

・汎用性を追求したポンプ設計で、お客様の配管設計に合わせたカスタマイズが容易に実現できます。

・内部にVPシリーズを使用した二重構造により静音性をさらにUP!!

カスタマイズの実績も多数ございますので、お客様の筐体に合わせたポンプ設計をご提案させていただきます。
お気軽にお声がけください。